2026/10/19〜2026/10/25の最新情報

Deno v2.9.8 Deno v2.9.8 がリリースされています。 セキュリティ eMudhra におけるセキュリティインシデントに関する対策が実施されています (#37046) また、deno compile によって実行可能ファイルに埋め込まれていないローカルモジュールを import() もしくは Worker で読もうとした際に、意図せず --allow-read の要求が迂回されてしまう問題が修正されています (#36925) Deno is joining Cloudflare (part 3) 先週に引き続き、Deno の Cloudflare へのジョインに関してですが、現在、Deno をいずれかの財団へ移すことが検討されているようです。 Bartek 氏のコメント より引用: We are now working on getting Deno into a foundation, but there’s no news to share at this point. まだ詳細については不明な状況ですが、今後、動きがあるかもしれません。

October 25, 2026

2026/10/12〜2026/10/18の最新情報

Deno is joining Cloudflare (part 2) 先週に引き続き、Deno の Cloudflare へのジョインに関して新しい情報が公開されています。 The state of Deno after the Cloudflare announcement denoland/deno リポジトリの Issue で改めて今後の方針についてアナウンスされています: The state of Deno after the Cloudflare announcement (#37030) 2.9 LTS バージョンについては、2027/10 まで毎月リリースされる予定とのことです。脆弱性への対応も引き続き実施予定とのことです。 ただし、バグ修正に関する PR はマージされるものの、新機能の追加に関する PR については今後はマージされることはないとのことです。 Supabase Supabase からもアナウンスが行なわれています: https://x.com/supabase/status/2109630227085168640 Edge Functions は現在は Deno Deploy をベースとしているわけではないとのことです。そのため、Deno Deploy の終了による影響を直ちに受けるわけではなさそうです。 また、現在開発中の Compute においては、Deno に加えて Node.js と Bun もサポートが予定されているようです。 Deno Goes the Way of the Dinosaur Socket....

October 18, 2026

2026/10/05〜2026/10/11の最新情報

Deno is joining Cloudflare Deno が Cloudflare にジョインすることが発表されました: https://deno.com/blog/cloudflare https://blog.cloudflare.com/deno-joins-cloudflare/ それぞれのブログによると、今後、Denoチームにおいては celld と workerd の統合が進められ、workerd をセルフホスト可能なランタイムへと改善していくことが進められていくようです。 Deno の今後については、公式ブログでは以下のように発表されています: 今後1年間は Deno のサポートが継続される予定 (その後、Deno の開発は終了予定。ただし、引き続きオープンソースとして公開され続けはするようです) Deno Deploy は6ヶ月後にサービス終了予定 (有料顧客には Cloudflare Workers へのマイグレーションサポートを提供予定とのことです) JSR は維持されるものの、インフラは Cloudflare へ移行されるようです。 rusty_v8 の開発は継続され、workerd への統合が検討されているようです。 この発表を受けて、Deno 及び deno_std のリポジトリで今後について議論する issue が作成されています: https://github.com/denoland/deno/issues/36998 https://github.com/denoland/std/issues/7355

October 11, 2026

2026/09/28〜2026/10/04の最新情報

dnt 0.44.0 dnt 0.44.0がリリースされています。 scriptModule: falseを指定して作成されたnpmパッケージをrequire()によって読み込めるように改善されています (#528)

October 4, 2026

2026/09/21〜2026/09/27の最新情報

deno_stdのリリース deno_stdのリリースが行なわれています (release-2026.09.24)。 @std/async@1.5.1 @std/async@1.5.1がリリースされています。 @std/async/unstable-retry 新規モジュールとして@std/async/unstable-retryが追加されています (#7317)。通常の@std/async/retryとの違いとして、getDelay()オプションがサポートされています。発生したエラーや再試行回数に基づいてバックオフを計算する関数をユーザーが提供することが出来ます。 @std/async/unstable-pool @std/async/unstable-poolモジュールが追加されています (#7240)。@std/async/poolとの違いとして、pooledMap()でsignalオプション (AbortSignal) がサポートされており、処理を中断するタイミングを制御することができます。 @std/collections@1.4.0 @std/collections@1.4.0がリリースされています。 zip()のIterableサポートが安定化 @std/collections/unstable-zipで提供されていたzip()のIterableオブジェクトサポートが安定化されています (#7271)。今後は@std/collections/zipからサポートを利用できます。 @std/streams@1.2.0 @std/streams@1.2.0がリリースされています。 BatchStreamの安定化 @std/streams/unstable-batch-streamが安定化されています (#7269)。今後は@std/streams/batch-streamからBatchStreamを利用できます。 @std/text@1.1.0 @std/text@1.1.0がリリースされています。 truncate()が安定化 @std/text/unstable-truncateが安定化されています (#7295)。今後は@std/text/truncateからtruncate()を利用できます。 @std/yaml@1.3.0 @std/yaml@1.3.0がリリースされています。 quoteStyleオプションが安定化 @std/yaml/unstable-stringifyで提供されていたquoteStyleオプションが安定化されています (#7288)。今後は@std/yaml/stringifyからもquoteStyleオプションを利用できます。 @std/http@1.1.4 @std/http@1.1.4がリリースされています。 @std/http/unstable-file-server serveDir()にdotfilesオプションが追加されています (#7321)。.始まりのファイルの取り扱いを制御できます。

September 27, 2026

2026/09/14〜2026/09/20の最新情報

Deno v2.9.7 Deno v2.9.7がリリースされています。 セキュリティ関連の修正やパフx−マンス改善、Deno v2.9.5やDeno v2.9.6におけるリグレッションの修正が行われています。 セキュリティ Deno.DatagramConn#joinMulticastV4()及びDeno.DatagramConn#joinMulticastV6()のaddress引数で指定されたホストに対して--allow-netパーミッションが要求されるように挙動が変更されています (#36529) また、Deno v2.9.5から--allow-sys=inspectorが指定できなくなっていた問題が修正されています (#36753) deno desktop Deno v2.9.6から閉じるボタンによってウィンドウを閉じられなくなっていた問題などが修正されています (#36718) パフォーマンス改善 node:buffer Buffer#toString()やBuffer.from()でencodingに"hex"が指定された際に、Uint8Array#toHex()やUint8Array#setFromHex()を使用することによるパフォーマンス改善が図られています (#36531) Cliffy v1.3.0 Cliffy v1.3.0がリリースされています。 Cliffy 1.3.0: lazy sub commands, @cliffy/upgrade, and env options - Cliffy Blog @cliffy/upgradeパッケージが追加されています。今後はUpgradeCommandコマンド向けの各種プロパイダーは@cliffy/upgradeパッケージから読み込むことが推奨されています。また、UpgradeCommandにおいてdeno compileなどによって実行可能ファイルとして配布されたアプリケーションのアップグレードがサポートされています。 その他にも、サブコマンドの実装の遅延読み込みやCommand#option()へのenvオプションの追加などが行われています。

September 20, 2026

2026/09/07〜2026/09/13の最新情報

celldについて 今週は特にDenoのアップデートや大きな変更などはなさそうなため、celldについて紹介します。 celldが公開されたのは少し前のタイミングですが、Deno Land Inc.によって公開・開発されているセルフホスト可能なCloudflare Workers/Durable Objects互換のサーバーです。 ここ最近はこのcelldなどの開発に注力されている関係で、Deno本体の開発は若干、ペースが落ちているように見えますが、celldについてはかなり力を入れて開発が進められているように見えます。 このcelldが将来的にDenoやDeno Deployなどに関わってくるのかどうかはまだわかりませんが、Ryan Dahl氏の投稿によると、今後、商用での展開なども検討されているようです。

September 13, 2026

2026/08/31〜2026/09/06の最新情報

dax 0.50.0 dax 0.50.0がリリースされています。 コマンドの引数に対するCommandBuilderの指定がサポートされています (dsherret/shell#34): import { $ } from "@david/dax"; await $`echo foo ${$`echo bar`}`; // Output: foo bar また、ProcessTrackerという、daxによって実行されたプロセスを監視するための新規APIも追加されています (dsherret/shell#26)。

September 6, 2026

2026/08/24〜2026/08/30の最新情報

Deno v2.9.6 Deno v2.9.6がリリースされています。 deno desktop navigator.clipboard deno desktop限定でnavigator.clipboard APIが実装されています (#35750)。現時点ではreadText()とwriteText()メソッドのみがサポートされています。 Deno.MenuItem メニュー項目におけるチェックマーク・アイコン・ツールチップの表示がサポートされています (#36649)。Deno.MenuItemに追加された以下の3つのプロパティーにより設定可能です。 checked icon tooltip deno.json パッケージ作成時にdeno.jsonのversion及びlicenseの設定値が反映されるように改善されています (#36577) セキュリティ --deny-import --deny-importがDNSによって名前解決されたホスト名もチェックするように改善されています (#36486) fetch() ALL_PROXYなどによってプロキシが有効化され かつ UNIXドメインソケットなどのトランスポートが指定されている際に、該当プロキシに対する--allow-read及び--allow-writeパーミッションのチェックが実行されるように挙動が変更されています (#36217) node:inspector open()が--allow-sys=inspectorも要求するように挙動が変更されています (#36465) Deno.open() 意図せず--allow-readパーミッションが要求されないケースがあった問題が修正されています (#36497)

August 30, 2026

2026/08/17〜2026/08/23の最新情報

Denoの直近の開発について // deno-doc-ignoreコメント まだリリースはされていませんが、特定のコードに対するdeno doc --lintによる報告の無効化がサポートされています。 feat: support // deno-doc-ignore lint directives (denoland/deno_doc#829) // deno-doc-ignoreコメントを記述すると、その次のコードに対するdeno doc --lintによる違反の報告が無効化されます。// deno-lint-ignoreと同様に、無視する違反種別の指定やコメントの記述などもサポートされています。 // deno-doc-ignore missing-explicit-type missing-jsdoc -- TODO: Write a JSDoc comment. export const foo = 123; また、// deno-doc-ignore-fileによってファイル全体に対する違反報告の無効化もサポートされています。 deno desktop - メニュー項目におけるチェックマーク/アイコン/ツールチップのサポート まだマージはされていませんが、deno desktopのメニュー項目においてチェックマークやアイコン、ツールチップの表示をサポートする対応が行われています。 feat(desktop): support checked, icon, and tooltip on menu items (#36649) Deno.MenuItemに以下の3つのプロパティーが追加されています。 checked icon tooltip denext denext というNext.js互換なWebフレームワークが公開されています。 https://github.com/Brainwires/denext App Routerやファイルシステムベースルーティングなどの各種機能に加え、deno lintプラグインなどが提供されているようです。...

August 23, 2026