Deno v1.7.0がリリース

Deno v1.7.0がリリースされました。

以下は変更点の要約です:

  • deno compileコマンドでクロスコンパイルや軽量バイナリの生成、パーミッションの指定などがサポートされた
  • import及びWorkerでData URLがサポートされた
  • Deno.resolveDnsが実装された
  • Deno.transpileOnly/bundle/compileが、Deno.emitという単一のAPIに統合された
  • deno fmtコマンドでマークダウンファイルがサポートされた
  • ReadableStreamasyncIteratorプロトコルが実装された
  • ReadableStream#getIteratorが非推奨になった(v1.8で削除されることが予定されています)
  • Workerを起動する際に、パーミッションを指定できるようになった
  • globalThis.location及び--locationフラグがサポートされた
  • fetch及びWorkerで相対URLを指定できるようになった
  • fetchでリクエストボディのストリミーングがサポートされた
  • TLSセッションキャッシュが実装された

また、magurotunaさんによって、Deno v1.7.0に関する日本語の紹介記事が書かれています。

deno-rollup - RollupのDenoポート

deno-rollupはRollupをDenoから使用できるようにしたパッケージです。

内部的にはRollupのブラウザビルドが利用されています。

CLIまたはJavaScript APIが提供されており、それらを使用することでソースコードをバンドルできます。

https://github.com/cmorten/deno-rollup

code-block-writer - JavaScript/TypeScriptコードの生成をサポートするモジュール

code-block-writerはJavaScript/TypeScriptコードの生成をサポートするDenoモジュールです。

設定を変更することでインデント幅や文字列を囲むのに使用するクォートなどを柔軟に変更することができます。

また、このモジュールはnpmパッケージとしても公開されており、Node.jsからも使用することができます。

https://github.com/dsherret/code-block-writer