Deno v1.11.2がリリースされました
Deno v1.11.2がリリースされました。
このリリースでは、deno lsp
への機能追加やWeb標準との互換性の向上などが実施されています。
変更点:
deno lsp
でリントエラーを無視するためのクイックフィックスアクションが実装されました。deno lsp
で文字列やコメント中に現れた識別子がリネームされないように修正されました。Deno.emit()
のmodule
オプションで"es2020"
がサポートされました。Console
,URL
,URLSearchParams
, 及びWebsocket
オブジェクトがWPTにパスするように修正されました。fetch
でHEADまたはOPTIONSリクエストを送信する際はレスポンスボディが空になるように修正されました。Worker
がURL
オブジェクトを受け付けるようになりました。
https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.11.2
Deno DeployのBeta 1がリリースされました
Deno DeployのBeta 1がリリースされました。
主な変更点:
BroadcastChannel
を使用したエッジワーカー間での通信がサポートされました。(https://deno.com/deploy/docs/runtime-broadcast-channel)- カスタムのTLS証明書のサポート
https://deno.com/blog/deploy-beta1
fresh - Deno Deployで動作するWebフレームワーク
freshというDeno Deploy上で動作するPreactをベースにしたWebフレームワークが公開されました。
特徴:
- 設定が不要
- Next.jsライクなファイルシステムベースのルーティングやAPI Routesなどをサポートしています。
- ページのレンダリングはエッジワーカー上で実行されるため、事前のビルドステップが必要ありません。
https://github.com/lucacasonato/fresh
xml - Denoで動作するXMLモジュール
xml
はDenoで動作するXMLモジュールです。
XMLドキュメントのパースやJavaScriptオブジェクトからXMLドキュメントへの変換などがサポートされています。