Deno v1.42.1

Deno v1.42.1がリリースされています。

deno publish

compilerOptions.{noUnusedParameters,noUnusedLocals}trueが設定されていると、deno publishの実行時にリモートモジュールで型エラーが発生する問題が修正されています。

node:tty

ReadStreamTypeError: Cannot read properties of undefinedエラーが発生する問題が修正されています。

Introducing Simpler Project Creation in Deno Deploy

Deno公式からDeno Deployのアップデートに関する記事が公開されています。

プロジェクトを新規作成する際のフローに関して、以下のような改善が行われているようです。

  • 既存のGitHubリポジトリをDeno Deployに接続する際のフレームワークの自動検出がサポート
  • 任意でビルドステップの指定がサポート。ビルド時に実行するコマンドを入力することで、Deno Deployが自動でGitHub Actionsの設定ファイルを作成してくれるようです

deno.re

deno.reというモジュールレジストリが公開されています。

モジュールの公開などにあたって特に作業などは不要で、GitHubに公開された任意のモジュールをタグまたはコミットを指定して読み込むことができるようです。また、必要に応じてモジュールのminifyなども実行してくれるようです。

thoth

thothというDeno KVをベースに全文検索機能を提供してくれるjsrパッケージが公開されています。