deno_stdの安定化について
deno_stdの安定化とそれに関する運用について以下のようなissueが公開されています。
The Road to Stabilizing the Standard Library (denoland/deno_std#4600)
今後の運用と計画について
今までdeno_stdは全てのモジュール(std/assert, std/pathなど)がdeno.land/stdで単一のパッケージとして公開されていました。JSRがリリースされたことで、各モジュールを個別のパッケージとして公開することが可能になりました。そのため、今後は@std/assertや@std/pathなどの各パッケージごとに独立してバージョンを割り当てて管理することが想定されているようです。
また、今後はdeno_stdのリリースをDeno本体とは独立して行うことも計画されているようです。
Deno v1.42.4
Deno v1.42.4がリリースされています。
Node.js互換性の改善
node:vmでrejectされたPromiseがうまく取り扱われるように改善されています。これによりDenoでdocusaurus buildコマンドが動作するようになったようです。そのためdeno-docsリポジトリではDenoを使用してDocusaurusのビルドを実行するように変更が行われています。
deno publish
classのprivate指定されたプロパティでdefinite assignment assertionが使用されている場合に、deno publishコマンドが失敗する問題が修正されています。
kvdex v1
kvdex v1がリリースされています。
JSRパッケージが公開されています。また、@deno/kvもサポートすることで、Node.jsやBunでの利用がサポートされているようです。