Reports of Deno’s Demise Have Been Greatly Exaggerated

Denoの公式ブログで以下のような記事が公開されています:

この記事では、先週の Fresh v2 に関する紹介に続けて、現在のDeno DeployやDeno KVにおいての直近での取り組みや今後について紹介されています。具体的には以下のような取り組みなどが進められているようです:

  • 特定のリージョンへのアプリケーションの固定のサポート
  • 自身のクラウド内でのアプリケーション実行のサポート (推測ではありますが、Deno Deploy NextGenのことを指している可能性が高いのではないかと思います)
  • Deno Deployから関係データベースの利用をよりシンプルにするための取り組み
  • Cloudflare Durable Objectsに影響を受けた状態管理のための仕組み

これらについては、今後、詳細が共有される計画のようです。

deno deployサブコマンドについて

まだマージはされていませんが、Deno本体にdeno deployサブコマンドを実装するPRが作成されています:

内部的には@deno/deployパッケージを実行している模様で、プロジェクト内の各ファイルをDeno Deployにアップロードする機能などが提供されているようです。

先程紹介したDeno公式の Reports of Deno’s Demise Have Been Greatly Exaggerated の記事において、Denoは単純なJavaScriptランタイムではなくプラットフォームであることを意識されているようで、この変更もその一環ではないかと思われます。

参考

Deno SvelteKit adapter (@deno/svelte-adapter)

Deno公式からSvelteKit向けのアダプター (@deno/svelte-adapter) が公開されています: