Deno v2.9.1
Deno v2.9.1がリリースされています。
deno check
deno checkに--desktopオプションが追加されています (#35644)
Deno v2.9で実装されたdeno desktop関連のAPIを使用したコードに対する型チェックが行えます。
deno desktop
カスタムURLスキーム
カスタムURLスキームの登録がサポートされています (#35466)
deno.jsonのdesktop.deepLinksでURLスキームの一覧を定義できるようです。例えば、Linuxにおいては、desktop.deepLinksの設定値を元に.desktop ファイルのMimeTypeキーにx-scheme-handler/<scheme>を書き込んでくれるようです。
安定性の改善
deno desktopにおける各種バックエンドの実装を提供するlaufeyがv0.5.0へアップデートされています (#35663, #35566)。Windowsにおけるcef以外のバックエンドが動作しない問題の修正などが行われています (差分)
また、Linux向けにパッケージングされたアプリケーションがうまく起動できない問題が修正されています (#35632, #35580, #35506)
deno desktop .でdeno.jsonのdesktopプロパティーの設定がうまく適用されない問題も修正されています (#35660)
deno bundle
Deno v2.9で実装されたCSSモジュールへのサポートが追加されています (#35598)
deno install
dist-tag 経由でnpmパッケージの prerelease バージョンをインストール (例: prettier-plugin-tailwindcss@insiders) する際に、意図せず古いバージョンがインストールされてしまうことがある問題が修正されています (#35586)
deno lsp
LSPが.wasmモジュールの変更を監視し、最新の内容を反映してくれるように改善されています (#35560)
node:net
Server#listen()でUNIXドメインソケットサーバーを開始する際に--allow-write及び--allow-readが要求されるように挙動が変更されています (#35564)
node:process
reportAPIが公開されています (#35400)
PerformanceObserver
deno.window lib にPerformanceObserver関連の型定義が追加されています (#35640)。今まではdeno.workerでしか定義されていなかったようです。
deno_stdのリリース
deno_stdのリリースが行われています:
@std/async@1.5.0
@std/async@1.5.0がリリースされています。
@std/async/unstable-channelで提供されていたChannelが安定化されています (#7123)。今後は@std/async/channelからChannelを利用できます。
@std/collections@1.3.0
@std/collections@1.3.0がリリースされています。
zip()にIterableのサポートが追加されています。@std/collections/unstable-zipからサポートが提供されます (#7120)
また、各種@std/collections/unstable-*モジュールで提供されていたindex引数のサポート が安定化されています (#7119)。今後はunstable-プレフィックスが付いていないモジュールからもindex引数が利用できます。
@std/data-structures@1.1.1
@std/data-structures@1.1.1がリリースされています。
@std/data-structures/unstable-indexed-heapで提供されているIndexedHeap<K>の型定義がIndexedHeap<K, P = number>に変更され、priorityとしてnumber以外も使用できるように改善されています (#7124)。また、update()及びpushOrUpdate()メソッドが削除され、代わりにset()メソッドが追加されています。よりMapライクに使用できます。
@std/http@1.1.2
@std/http@1.1.2がリリースされています。
@std/http/unstable-problem-detailsのparseProblemDetails()におけるResponseオブジェクトに対するサポートがparseProblemDetailsResponse()に分離されています (#7117)
@std/xml@0.1.3
@std/xml@0.1.3がリリースされています。
新規モジュールとして@std/xml/parse-recordsが追加されています (#7111)。XMLドキュメントをSAXライクなAPIで取り扱うことができるようです。
@std/path@1.1.6
@std/path@1.1.6がリリースされています。
@std/pathのNode.jsとの互換性の改善が実施されています (#7104)。また、@std/pathのテストコードをNode.js及びBunでも実行するように改善されています。