2026/10/05〜2026/10/11の最新情報

Deno is joining Cloudflare Deno が Cloudflare にジョインすることが発表されました: https://deno.com/blog/cloudflare https://blog.cloudflare.com/deno-joins-cloudflare/ それぞれのブログによると、今後、Denoチームにおいては celld と workerd の統合が進められ、workerd をセルフホスト可能なランタイムへと改善していくことが進められていくようです。 Deno の今後については、公式ブログでは以下のように発表されています: 今後1年間は Deno のサポートが継続される予定 (その後、Deno の開発は終了予定。ただし、引き続きオープンソースとして公開され続けはするようです) Deno Deploy は6ヶ月後にサービス終了予定 (有料顧客には Cloudflare Workers へのマイグレーションサポートを提供予定とのことです) JSR は維持されるものの、インフラは Cloudflare へ移行されるようです。 rusty_v8 の開発は継続され、workerd への統合が検討されているようです。 この発表を受けて、Deno 及び deno_std のリポジトリで今後について議論する issue が作成されています: https://github.com/denoland/deno/issues/36998 https://github.com/denoland/std/issues/7355

October 11, 2026

2026/09/28〜2026/10/04の最新情報

dnt 0.44.0 dnt 0.44.0がリリースされています。 scriptModule: falseを指定して作成されたnpmパッケージをrequire()によって読み込めるように改善されています (#528)

October 4, 2026

2026/09/21〜2026/09/27の最新情報

deno_stdのリリース deno_stdのリリースが行なわれています (release-2026.09.24)。 @std/async@1.5.1 @std/async@1.5.1がリリースされています。 @std/async/unstable-retry 新規モジュールとして@std/async/unstable-retryが追加されています (#7317)。通常の@std/async/retryとの違いとして、getDelay()オプションがサポートされています。発生したエラーや再試行回数に基づいてバックオフを計算する関数をユーザーが提供することが出来ます。 @std/async/unstable-pool @std/async/unstable-poolモジュールが追加されています (#7240)。@std/async/poolとの違いとして、pooledMap()でsignalオプション (AbortSignal) がサポートされており、処理を中断するタイミングを制御することができます。 @std/collections@1.4.0 @std/collections@1.4.0がリリースされています。 zip()のIterableサポートが安定化 @std/collections/unstable-zipで提供されていたzip()のIterableオブジェクトサポートが安定化されています (#7271)。今後は@std/collections/zipからサポートを利用できます。 @std/streams@1.2.0 @std/streams@1.2.0がリリースされています。 BatchStreamの安定化 @std/streams/unstable-batch-streamが安定化されています (#7269)。今後は@std/streams/batch-streamからBatchStreamを利用できます。 @std/text@1.1.0 @std/text@1.1.0がリリースされています。 truncate()が安定化 @std/text/unstable-truncateが安定化されています (#7295)。今後は@std/text/truncateからtruncate()を利用できます。 @std/yaml@1.3.0 @std/yaml@1.3.0がリリースされています。 quoteStyleオプションが安定化 @std/yaml/unstable-stringifyで提供されていたquoteStyleオプションが安定化されています (#7288)。今後は@std/yaml/stringifyからもquoteStyleオプションを利用できます。 @std/http@1.1.4 @std/http@1.1.4がリリースされています。 @std/http/unstable-file-server serveDir()にdotfilesオプションが追加されています (#7321)。.始まりのファイルの取り扱いを制御できます。

September 27, 2026

2026/09/14〜2026/09/20の最新情報

Deno v2.9.7 Deno v2.9.7がリリースされています。 セキュリティ関連の修正やパフx−マンス改善、Deno v2.9.5やDeno v2.9.6におけるリグレッションの修正が行われています。 セキュリティ Deno.DatagramConn#joinMulticastV4()及びDeno.DatagramConn#joinMulticastV6()のaddress引数で指定されたホストに対して--allow-netパーミッションが要求されるように挙動が変更されています (#36529) また、Deno v2.9.5から--allow-sys=inspectorが指定できなくなっていた問題が修正されています (#36753) deno desktop Deno v2.9.6から閉じるボタンによってウィンドウを閉じられなくなっていた問題などが修正されています (#36718) パフォーマンス改善 node:buffer Buffer#toString()やBuffer.from()でencodingに"hex"が指定された際に、Uint8Array#toHex()やUint8Array#setFromHex()を使用することによるパフォーマンス改善が図られています (#36531) Cliffy v1.3.0 Cliffy v1.3.0がリリースされています。 Cliffy 1.3.0: lazy sub commands, @cliffy/upgrade, and env options - Cliffy Blog @cliffy/upgradeパッケージが追加されています。今後はUpgradeCommandコマンド向けの各種プロパイダーは@cliffy/upgradeパッケージから読み込むことが推奨されています。また、UpgradeCommandにおいてdeno compileなどによって実行可能ファイルとして配布されたアプリケーションのアップグレードがサポートされています。 その他にも、サブコマンドの実装の遅延読み込みやCommand#option()へのenvオプションの追加などが行われています。

September 20, 2026

2026/09/07〜2026/09/13の最新情報

celldについて 今週は特にDenoのアップデートや大きな変更などはなさそうなため、celldについて紹介します。 celldが公開されたのは少し前のタイミングですが、Deno Land Inc.によって公開・開発されているセルフホスト可能なCloudflare Workers/Durable Objects互換のサーバーです。 ここ最近はこのcelldなどの開発に注力されている関係で、Deno本体の開発は若干、ペースが落ちているように見えますが、celldについてはかなり力を入れて開発が進められているように見えます。 このcelldが将来的にDenoやDeno Deployなどに関わってくるのかどうかはまだわかりませんが、Ryan Dahl氏の投稿によると、今後、商用での展開なども検討されているようです。

September 13, 2026

2026/08/31〜2026/09/06の最新情報

dax 0.50.0 dax 0.50.0がリリースされています。 コマンドの引数に対するCommandBuilderの指定がサポートされています (dsherret/shell#34): import { $ } from "@david/dax"; await $`echo foo ${$`echo bar`}`; // Output: foo bar また、ProcessTrackerという、daxによって実行されたプロセスを監視するための新規APIも追加されています (dsherret/shell#26)。

September 6, 2026

2026/08/24〜2026/08/30の最新情報

Deno v2.9.6 Deno v2.9.6がリリースされています。 deno desktop navigator.clipboard deno desktop限定でnavigator.clipboard APIが実装されています (#35750)。現時点ではreadText()とwriteText()メソッドのみがサポートされています。 Deno.MenuItem メニュー項目におけるチェックマーク・アイコン・ツールチップの表示がサポートされています (#36649)。Deno.MenuItemに追加された以下の3つのプロパティーにより設定可能です。 checked icon tooltip deno.json パッケージ作成時にdeno.jsonのversion及びlicenseの設定値が反映されるように改善されています (#36577) セキュリティ --deny-import --deny-importがDNSによって名前解決されたホスト名もチェックするように改善されています (#36486) fetch() ALL_PROXYなどによってプロキシが有効化され かつ UNIXドメインソケットなどのトランスポートが指定されている際に、該当プロキシに対する--allow-read及び--allow-writeパーミッションのチェックが実行されるように挙動が変更されています (#36217) node:inspector open()が--allow-sys=inspectorも要求するように挙動が変更されています (#36465) Deno.open() 意図せず--allow-readパーミッションが要求されないケースがあった問題が修正されています (#36497)

August 30, 2026

2026/08/17〜2026/08/23の最新情報

Denoの直近の開発について // deno-doc-ignoreコメント まだリリースはされていませんが、特定のコードに対するdeno doc --lintによる報告の無効化がサポートされています。 feat: support // deno-doc-ignore lint directives (denoland/deno_doc#829) // deno-doc-ignoreコメントを記述すると、その次のコードに対するdeno doc --lintによる違反の報告が無効化されます。// deno-lint-ignoreと同様に、無視する違反種別の指定やコメントの記述などもサポートされています。 // deno-doc-ignore missing-explicit-type missing-jsdoc -- TODO: Write a JSDoc comment. export const foo = 123; また、// deno-doc-ignore-fileによってファイル全体に対する違反報告の無効化もサポートされています。 deno desktop - メニュー項目におけるチェックマーク/アイコン/ツールチップのサポート まだマージはされていませんが、deno desktopのメニュー項目においてチェックマークやアイコン、ツールチップの表示をサポートする対応が行われています。 feat(desktop): support checked, icon, and tooltip on menu items (#36649) Deno.MenuItemに以下の3つのプロパティーが追加されています。 checked icon tooltip denext denext というNext.js互換なWebフレームワークが公開されています。 https://github.com/Brainwires/denext App Routerやファイルシステムベースルーティングなどの各種機能に加え、deno lintプラグインなどが提供されているようです。...

August 23, 2026

2026/08/10〜2026/08/16の最新情報

fresh v3 (alphaバージョン) について 以前にfreshframework Organizationへの移行についてアナウンスされました。 その後、現在はfresh v3の開発が進められているようです (https://discord.com/channels/684898665143206084/991511118524715139/1536792238133346424)。nextブランチで開発が行われているようです (現時点での最新コミット: 119581a) fresh v2との比較 fresh v2との比較についてはfresh2-comparison.mdで詳細に解説されています。 esbuildサポートを廃止してVite 8+Nitroベースで再実装することで、全体的に軽量化が図られているようです。これに伴い、Deno DeployだけでなくNode.jsやCloudflare Workersなどでも動作されるように改善されるようです。パッケージもjsrではなくnpmに公開されています (@frsh/fresh) また、シグナルのサポートの改善や、fresh v2ではサポートされていないイベントリスナーのハイドレーション、Navigation APIをベースにPartialの再実装なども検討されているようです。 現在の実装状況について TODO.mdで実装状況が公開されています。まだalphaバージョンであるため、未実装の機能などがいくつかありそうです。

August 16, 2026

2026/08/03〜2026/08/09の最新情報

Deno v2.9.5 Deno v2.9.5がリリースされています。 QuickJSバックエンド QuickJSバックエンドの実験的実装が追加されています (#36194) deno compile及びdeno desktopコマンドに--engineオプションが追加されており、--engine=quickjsを指定すると、DenoがQuickJSランタイムを自動でダウンロードした上で、そのQuickJSランタイムをベースに実行可能ファイルを生成してくれます。 $ deno compile --engine quickjs main.js 公式ドキュメントも公開されています。 docs: document deno compile –engine quickjs (denoland/docs#3439) deno add --unscopedオプションが追加されています (#36319)。スコープ付きパッケージをインストールする際にこのオプションを指定すると、deno.jsonにはスコープを取り除いた状態でそのパッケージに関するマッピングが追加されます。 $ deno add --unscoped jsr:@david/dax $ cat deno.json | jq .imports.dax "jsr:@david/dax@^0.49.0" deno task --membersオプションが追加されています (#35748)。ワークスペースの各メンバーにおける指定したタスクを一括で実行することができます。--recursiveや--filterオプションとの違いとして、ワークスペースルートのタスクの実行はスキップされます。 deno fmt deno fmt -においてXMLとSVGのフォーマットがサポートされています (#36149)。--extオプションにxmlまたはsvgを指定できます。 $ cat file.xml | deno fmt --ext=xml - Web API textStream() Response#textStream()/Request#textStream()/Blob#textStream()が実装されています (#35616) const stream = (await fetch(import.meta.url)).textStream(); assert(stream instanceof ReadableStream); let content = ""; for await (const x of stream) { assert(typeof x === "string"); content += x; } console....

August 9, 2026