2021/07/25〜2022/07/31の最新情報
Deno v1.24.1 Deno v1.24.1がリリースされました。 このリリースはバグ修正がメインです。 "unhandledrejection"イベントに関する修正 "unhandledrejection"イベントのリスナに関する型定義が修正されています。 また、モジュールのトップレベルで同期的にエラーが発生した際にも"unhandledrejection"イベントが発火されるように修正されています。 Deno.Child.unref()に関する修正 Deno.Child.unref()を呼ぶと、Deno.Child.stdoutやDeno.Child.stderrもunrefされるように修正されています。 その他の変更点 型チェック時(--check)に、TypeScriptのjsxFactoryとjsxFragmentFactoryオプションが自動で設定される問題が修正されています。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.24.1 deno_std v0.150.0 deno_std v0.150.0がリリースされました。 http/http_errors createHttpErrorでheadersオプションがサポートされています。 import { createHttpError } from "https://deno.land/std@0.150.0/http/http_errors.ts"; import { Status, STATUS_TEXT } from "https://deno.land/std@0.150.0/http/http_status.ts"; const error = createHttpError( Status.Unauthorized, STATUS_TEXT[Status.Unauthorized], { headers: { "WWW-Authenticate": "Basic" } } ); error.headers; // => `Headers { "www-authenticate": "Basic" }` io/writers StringWriterにデータを書き込む際に、引数のUint8Arrayがコピーされるようになりました。 引数に渡したUint8Arrayが別の箇所で変更されると、StringWriter#toStringが返却する文字列にも影響が出てしまう問題があったようです。 import { StringWriter } from "https://deno.land/std@0.150.0/io/writers.ts"; const encoder = new TextEncoder(); const w = new StringWriter(); const bytes = encoder....