2021/03/21〜2022/03/27の最新情報
Deno v1.20.2 permissionsオプションへの破壊的変更について Deno v1.20で行われる予定であったpermissionsオプションへの破壊的変更が正式に反映されました。 詳細については下記を参照ください。 Deno v1.20 deno taskコマンドの改善 deno taskコマンドの内部で使われているdeno_task_shellがアップデートされています。 これにより、cp -Rや|&のサポートなどが行われています。 deno_task_shell v0.2.0 deno lspでenablePathsオプションがサポート deno lspでenablePathsオプションがサポートされました。 ワークスペース内の特定のフォルダでのみdeno lspを有効化したいが、それ以外のフォルダでは組み込みのJavaScript/TypeScriptランゲージサーバを使いたいようなときに設定することが想定されているようです。 https://github.com/denoland/vscode_deno/releases/tag/3.11.0 その他の変更 --unstableなしでdeno benchを実行した際のエラーメッセージが改善 deno upgradeコマンドでDENO_CERT環境変数による証明書の指定がサポート HTTPサーバのパフォーマンスチューニング など https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.20.2 Deno v1.20.3 Deno v1.20.2に続けて、v1.20.3もリリースされています。 セキュリティに関する修正が含まれるので早めのアップデートが推奨されています。 変更点: Denoはfetchの第一引数としてURLの指定をサポートしていますが、この形式での呼び出しが非推奨化されました。 (v2で削除される予定のようです) FFI関連の各API(Deno.UnsafeFnPointer#callなど)でちゃんと--unstableオプションが与えられているかチェックされるよう変更されました。 Deno.RunOptionsのcmdプロパティがreadonlyに変更されました。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.20.3 deno_std v0.131.0 deno_std v0.131.0がリリースされました。 collections BinaryHeapが追加されました。 import { BinaryHeap } from "https://deno.land/std@0.132.0/collections/binary_heap.ts"; const heap = new BinaryHeap<number>(); heap....