2021/01/18〜2021/01/24の最新情報

Deno v1.7.0がリリース Deno v1.7.0がリリースされました。 以下は変更点の要約です: deno compileコマンドでクロスコンパイルや軽量バイナリの生成、パーミッションの指定などがサポートされた import及びWorkerでData URLがサポートされた Deno.resolveDnsが実装された Deno.transpileOnly/bundle/compileが、Deno.emitという単一のAPIに統合された deno fmtコマンドでマークダウンファイルがサポートされた ReadableStreamでasyncIteratorプロトコルが実装された ReadableStream#getIteratorが非推奨になった(v1.8で削除されることが予定されています) Workerを起動する際に、パーミッションを指定できるようになった globalThis.location及び--locationフラグがサポートされた fetch及びWorkerで相対URLを指定できるようになった fetchでリクエストボディのストリミーングがサポートされた TLSセッションキャッシュが実装された また、magurotunaさんによって、Deno v1.7.0に関する日本語の紹介記事が書かれています。 Deno 1.7.0 がリリースされたので新機能や変更点の紹介 deno-rollup - RollupのDenoポート deno-rollupはRollupをDenoから使用できるようにしたパッケージです。 内部的にはRollupのブラウザビルドが利用されています。 CLIまたはJavaScript APIが提供されており、それらを使用することでソースコードをバンドルできます。 https://github.com/cmorten/deno-rollup code-block-writer - JavaScript/TypeScriptコードの生成をサポートするモジュール code-block-writerはJavaScript/TypeScriptコードの生成をサポートするDenoモジュールです。 設定を変更することでインデント幅や文字列を囲むのに使用するクォートなどを柔軟に変更することができます。 また、このモジュールはnpmパッケージとしても公開されており、Node.jsからも使用することができます。 https://github.com/dsherret/code-block-writer

January 24, 2021

2021/01/11〜2021/01/17の最新情報

Deno in 2020 Denoの公式ブログポストにて、Deno in 2020という記事が公開されました。 この記事では、2020年中にDenoに行われた変更点がまとめられています。 また、この記事の公開に合わせて、Deno Surveyというアンケートも実施されています。 https://deno.land/posts/deno-in-2020 Obsidian - GraphQLクライアント/サーバモジュール ObsidianはDenoで実装されたGraphQLクライアント/サーバモジュールです。 SSRされたReactアプリケーション向けに最適化されています。 現時点では、以下のような機能が提供されています: Reactとの統合(useObsidianフック、ObsidianWrapperコンポーネント) Oakフレームワークとの統合 クライアントサイド及びサーバサイドでのキャッシュ(サーバサイドキャッシュではRedisが使用されています) GraphQL Playground https://github.com/open-source-labs/obsidian Sinco - ブラウザのオートメーション・テストツール SincoはDenoで動作するブラウザのオートメーション・テストツールです。 現時点ではヘッドレスモードのChromeのみに対応しています。 https://github.com/drashland/sinco

January 17, 2021

2021/01/04〜2021/01/10の最新情報

vno vnoはDenoでVue.jsを用いた開発を行うためのビルドツールです。 現時点では以下のような機能が提供されているようです。 シングルファイルコンポーネントのビルド・バンドル Devサーバ まだ実装されてはいないものの、将来的にはSSRを実装することも検討されているようです。 Lume LumeはDenoで実装されたシンプルなスタティックサイトジェネレータです。 markdown, nunjucks, jsxなど様々な形式でページを記述できる。 プラグインシステムにより拡張が可能。 bench - DenoとNode.jsフレームワークのベンチマーク benchは、Deno及びNode.jsフレームワークのベンチマークを公開しています。 GitHub Actionsを使用して、毎日、それぞれのフレームワークに対してベンチマークが実行されています。 現時点では、以下のフレームワークに対するベンチマークが公開されています: abc alosaur deno (std/http) dinatra drash express fastify node (httpモジュール) oak servest mandarinets aqua reno

January 10, 2021

2020/12/28〜2021/01/03の最新情報

Deno@v1.6.3がリリースされた Denoのv1.6.3がリリースされました。 ハイライト deno lspにtextDocument/renameやcacheコマンドが実装されました。 std@0.83.0も同時にリリースされました。std/node/fsにmkdtempとmkdtempSyncが実装されています。 deno-puppeteerが公開された puppeteerのDenoポートであるdeno-puppeteerが公開されました。

January 3, 2021

はじめに

はじめに このサイトでは、Denoに関する最新情報を定期的に発信しようと思います。 日頃からDenoに関するリポジトリや情報などをウォッチしており、どうせならそれに関する情報をアウトプットしてみようと思い、始めた試みです。 これから隔週程度の間隔で情報を発信していこうと思います。

January 2, 2021