2026/04/27〜2025/05/03の最新情報
直近のDenoの変更について 直近でDenoのmainブランチにいくつかの機能がマージされているため紹介します。 ⚠️ これらの機能はまだ正式にはリリースされていないため、今後、使用方法などが変更される可能性があります deno compile - フレームワークの検出機能 deno compileコマンドにフレームワークの検出機能が追加されています: feat: framework detection for deno compile #33164 deno compileの引数としてディレクトリが指定された場合、指定されたディレクトリ内に存在する設定ファイル (例: next.config.js)などに基づいてDenoが自動的にプロジェクトで使用されているフレームワークを検出し、必要に応じて該当フレームワーク向けのビルドコマンドを実行した上で、最終的に実行可能ファイルを作成してくれます。 現状、以下のフレームワークがサポートされているようです: Next.js Fresh Astro Nuxt SvelteKit Remix SolidStart TanStack Start Vite (SSR) 先週に紹介したdeno desktopコマンドにおいてフレームワークの検出機能の導入が検討されており、その一環の対応であると思われます。 catalog:プロトコル カタログ機能を実装するPRがマージされています: feat(npm): add catalog: protocol for centralized dependency versions in workspaces #32947 ワークスペースのルートにおけるdeno.jsonまたはpackage.jsonにおいてcatalogもしくはcatalogsプロパティーを定義しておくことで、pnpmなどと同様にワークスペースメンバーの各package.jsonにおいてカタログで定義されたパッケージのバージョンをcatalog:形式で参照することができます。 deno transpile 昨年に提案されていたdeno transpileコマンドが実装されています: feat: add deno transpile subcommand #32691 TypeScriptファイルをJavaScriptファイルにトランスパイルするためのコマンドで、--declarationオプションを指定することで.d.tsファイルの生成も行えるようです。 現在はクローズされていますが、以前にDenoからnpmパッケージの公開を行えるようにするためのdeno publish –npmの実装が進められており、deno transpileコマンドの追加はその一環である可能性もありそうです。...