2025/07/21〜2025/07/27の最新情報
Deno Deploy EA におけるデータベースのサポートについて Deno Deploy EAアプリケーションからのPostgreSQLへの接続サポートが追加されているようです: Feat: Deploy EA Databases (#1908) Deploy EA changelog for 21 July 2025 (#2384) あらかじめ Deno Deploy のダッシュボードから登録しておいたデータベースを Deno Deploy アプリケーションに割り当てることが出来るようです。 Deno Deploy は本番やプレビューなどの各環境ごとに自動でデータベースを作成し、各環境のアプリケーションに対してPGHOST/PGPORT/PGDATABASEなどの環境変数を自動で割り当ててくれるため、特に設定をせずともnode-postgresなどのパッケージによって適切なデータベースへ接続が出来る仕組みのようです。 現時点ではPostgreSQLのみがサポートされており、今後、MySQLやMongoDB, Redisなどのサポートも検討されているようです (Supported Database Engines) Fresh v2 に関する直近でのアップデート まだFresh v2は正式リリースされたわけではないですが、直近でいくつか大きな変更が実施されているため、紹介します。 Tailwind CSS v4のサポート @fresh/plugin-tailwind@0.0.1-alpha.8がリリースされています。このリリースではTailwind CSS v4がサポートされています (#3054) @fresh/plugin-tailwind-v3というパッケージも追加されており、Tailwind CSS v3についてはこのパッケージからサポートが提供されます (#3135) 公式ミドルウェアの拡充 CORS (#3013) や CSRF (#3018) 向けのミドルウェアがFreshの公式リポジトリに追加されています。これらは@fresh/coreパッケージから提供されています。 ユーザーコードをimportせずにビルドできるようにする変更 今まで、ビルドを実行する際にユーザーコードをimportしていた関係で、一部のケースにおいてFreshのビルドが終了しなくなってしまう問題の修正が行われています (#3122) この変更の影響として、ファイルベースの Route の登録方法が変更されています。ファイルベースの Route を有効化したい場合、fsRoutes()ではなくApp#fsRoutesを実行する必要があるようです。(ファイルベースの Route はBuilderによって処理されるよう挙動が変更されているようです)...