2021/06/21〜2021/06/27の最新情報

Deno v1.11.2がリリースされました Deno v1.11.2がリリースされました。 このリリースでは、deno lspへの機能追加やWeb標準との互換性の向上などが実施されています。 変更点: deno lspでリントエラーを無視するためのクイックフィックスアクションが実装されました。 deno lspで文字列やコメント中に現れた識別子がリネームされないように修正されました。 Deno.emit()のmoduleオプションで"es2020"がサポートされました。 Console, URL, URLSearchParams, 及びWebsocketオブジェクトがWPTにパスするように修正されました。 fetchでHEADまたはOPTIONSリクエストを送信する際はレスポンスボディが空になるように修正されました。 WorkerがURLオブジェクトを受け付けるようになりました。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.11.2 Deno DeployのBeta 1がリリースされました Deno DeployのBeta 1がリリースされました。 主な変更点: BroadcastChannelを使用したエッジワーカー間での通信がサポートされました。(https://deno.com/deploy/docs/runtime-broadcast-channel) カスタムのTLS証明書のサポート https://deno.com/blog/deploy-beta1 fresh - Deno Deployで動作するWebフレームワーク freshというDeno Deploy上で動作するPreactをベースにしたWebフレームワークが公開されました。 特徴: 設定が不要 Next.jsライクなファイルシステムベースのルーティングやAPI Routesなどをサポートしています。 ページのレンダリングはエッジワーカー上で実行されるため、事前のビルドステップが必要ありません。 https://github.com/lucacasonato/fresh xml - Denoで動作するXMLモジュール xmlはDenoで動作するXMLモジュールです。 XMLドキュメントのパースやJavaScriptオブジェクトからXMLドキュメントへの変換などがサポートされています。 https://github.com/lowlighter/xml

June 27, 2021

2021/05/24〜2021/05/30の最新情報

Sinco v2.0.0のリリース ブラウザのオートメーション・テスト用モジュールであるSincoのv2.0.0がリリースされました。 変更点: Firefoxがサポートされました。 使用するブラウザの実行可能ファイルへのパスを指定できるようになりました(binaryPathオプション) https://github.com/drashland/sinco/releases/tag/v2.0.0 Velociraptor v1.0.0のリリース Velociraptor v1.0.0がリリースされました。 変更点: Git フックのサポートが追加されました。 vr upgradeコマンドでアップグレードできるようになりました。 Windows環境ではデフォルトでPowerShellが使用されるようになりました。 https://github.com/jurassiscripts/velociraptor/releases/tag/1.0.0 zeno.zsh fzfを使用した入力補完やスニペット展開などの機能を提供するzshプラグインが公開されました。 DenoとTypeScriptで実装されているようです。 詳しくは、Deno + TypeScriptでzshプラグインを実装して最高になったの記事で解説されています。 https://github.com/yuki-yano/zeno.zsh https://zenn.dev/yano/articles/zsh_plugin_from_deno Cliffy v0.19.0のリリース DenoのCLIフレームワークであるCliffy v0.19.0がリリースされました。 変更点: keycodeモジュールでKeyEvent型がKeyCodeにリネームされました。 commandモジュールにEnumTypeが追加されました。 commandモジュールで、upgradeコマンドの実装を容易にするためのUpgradeCommandクラスが追加されました。 commandモジュールでinteger型がサポートされました。 keypressモジュールが追加されました。 https://github.com/c4spar/deno-cliffy/releases/tag/v0.19.0 deploy_dir deploy_dirという静的なWebサイトをDeno DeployへデプロイするためのCLIツールが公開されました。 指定されたディレクトリの内容を読み込み、Deno Deployへ公開できる形式へパッケージングしてくれます。 https://github.com/kt3k/deploy_dir

May 30, 2021

2021/03/29〜2021/04/04の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.8.3がリリース Deno v1.8.3がリリースされました。このリリースでは、deno lspへの機能の追加やバグ修正などが行われています。 変更点: deno lspでimportの補完がサポートされた deno lspでtextDocument/selectionRangeが実装された WebSocket#closeですでに閉じているコネクションを再び閉じようとしたときに、例外が投げられないように修正された AbortController.abort()が追加された TypeScriptのlibとしてdom.asynciterableが追加された(Denoのいずれかのバージョンで誤って削除されてしまったようです) https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.8.3 deno_std v0.92.0がリリース deno_stdのv0.92.0がリリースされました。 変更点: io/bufio: Deno Deployに対応した node/fs: symlinkとsymlinkSyncが実装された node/util: format関数が実装された io: io/buffer及びio/utilが追加された (Deno v2.0に向けて、Deno.Buffer/readAll/readAllSync/writeAll/writeAllSyncをDeno名前空間からstdへ移行することが目的のようです) https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.92.0 Deno Deployが公開された Deno Deployが公開されました。 Deno DeployはCDN Edge上でTypeScriptやWebAssemblyなどを動作させることができるサービスです。Cloudflare WorkersのAPIと互換性があります。 https://deno.com/deploy/docs サードパーティモジュールなどの最新情報 Snel - DenoでSvelteアプリを開発するためのツール SnelはDenoでSvelteアプリを開発するためのツール/フレームワークです。 .svelteファイルをJavaScriptファイルへコンパイルしたり、HMRを搭載したdevサーバなどが提供されています。 将来的にはSSRやSSGなどの機能も提供される予定のようです。 https://github.com/crewdevio/Snel Sift - Deno Deployのルーティングライブラリ SiftはDeno Deployのルーティングライブラリです。 path-to-regexpでサポートされている形式で、ルーティングを定義することができます。 他にも、静的ファイルの配信やJSXのレンダリングなどがサポートされています。 https://github.com/satyarohith/sift deno-dom - Denoで利用できるDOM APIの実装 deno-domは、Denoから利用することのできるDOM APIの実装を提供しています。...

April 4, 2021