2022/12/05〜2022/12/12の最新情報

今週のDenoに関するアップデート 今週はDenoのリリースが行われていないため、次のv1.29でリリース予定と思われる変更点についていくつか紹介します。 deno.json(c)でdeno benchコマンドの設定がサポート deno.json(c)にbenchフィールドが追加されており、filesフィールドによってベンチマーク対象のファイルを設定できます。 { "bench": { "files": { "include": ["./benchmark"] } } } https://github.com/denoland/deno/pull/16608 deno.json(c)でのロックファイルのサポート deno.json(c)のlockオプションでロックファイルに関する設定を変更できるようになりました。 lock: falseを指定すると、ロックファイルの適用が無効化されます。(--no-lockと同様の挙動) { "lock": false } またlockオプションにロックファイルのパスを指定することもできます。 { "lock": "./lock.json" } https://github.com/denoland/deno/pull/16781 deno initコマンドでdeno.jsoncの生成がサポート deno initコマンドでdeno.jsoncが生成されるようになりました。 https://github.com/denoland/deno/pull/16389 https://github.com/denoland/deno/pull/17002 Deno名前空間からspawn/spawnSync/spawnChildが削除 Deno v1.28.0でDeno.Commandが実装されたため、Deno.spawnなどのAPIが削除されました。 https://github.com/denoland/deno/pull/16893 Deno.TcpConnのsetNoDelayとsetKeepAliveが安定化 Deno v1.19で実装されたDeno.TcpConnのsetNoDelayとsetKeepAliveメソッドが安定化されています。 今後は--unstableなしで利用できるようになりそうです。 https://github.com/denoland/deno/pull/17003 Ultra v2 Ultraのv2がリリースされています。 Honoとの統合やTwind/react-query/react-router/react-helmetのサポートなどの様々な改善が実施されています。 以下の記事ではUltra v2の概要や使い方などについて解説されています。 Building Fullstack React Apps with Ultra https://github....

December 11, 2022

2022/11/28〜2022/12/04の最新情報

Deno v1.28.3 Deno v1.28.3がリリースされました。 大きな変更点として、Deno v1.28.0で実装されたDeno.Commandに関するAPIの変更が実施されています。(Deno.CommandAPIの見直しについて) また、Node.js互換性の改善についても引き続き実施されています。 node:moduleのcreateRequireで絶対パスがサポート deno runコマンドでnpm:と--inspect-brkの併用がサポート packages.jsonのexports.typesサポートに関する改善 その他の変更点 プロセス停止前に未解決のPromiseが存在する際のエラーメッセージが改善 (問題が発生している箇所がエラーメッセージに表示されるように) ReadableStreamのリーダー周辺の型定義の改善 Denoのトランスパイル結果のキャッシュとdeno test --coverageで生成されたカバレッジの整合性が取れなかった場合に、プロセスがパニックする問題が修正 deno replの履歴管理に関する信頼性の向上 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.28.3 deno_std v0.167.0 deno_std v0.167.0がリリースされています。 std/async/retryモジュールの追加 std/asyncにExponential backoffアルゴリズムに基づいたリトライ機能を提供するモジュールが追加されました。 import { retry } from "https://deno.land/std@0.167.0/async/retry.ts"; const result = await retry(async () => { const result = await doSomeAsyncOperation(); return result; }, { multiplier: 2, maxTimeout: 16_000, maxAttempts: 10, minTimeout: 500, }); std/testing/typesモジュールの追加 std/testingにTypeScriptの型をテストするためのモジュールが追加されています。...

December 4, 2022

2022/11/21〜2022/11/27の最新情報

Deno v1.28.2 Deno v1.28.2がリリースされました。 CPUプロファイリング 新機能として、以下の3メソッドが実装されています。 console.profile console.profileEnd console.timeStamp これらのAPIはDenoを実行する際に--inspectを指定した場合のみ有効化されます。 --inspectオプションが指定された状態でconsole.profile(label)が呼ばれると、console.profileEnd(label)の呼び出しまでの間に実行された処理に関するCPUプロファイルを計測することができます。 計測結果はChrome DevToolsの「Profile」タブから閲覧することができます。 Node.js互換性の改善 Import Mapsファイルの定義に/が含まれれているとマッピングがうまく動作しない問題が解消されています { "imports": { "preact/": "npm:preact/" } } module.createRequire()でURLオブジェクトがサポート deno infoで循環したnpm依存が適切に取り扱われるように改善 型定義ファイルの検出に関する挙動の改善 importのパスにディレクトリが指定された際の型定義ファイルの検出が改善 (import * as mod from ./sub_dirとすると、./sub_dir/index.d.tsなどのファイルが自動で探索されます) package.jsonでexportsとtypesの両方が定義されているときに、exportsから先に処理されるように修正 package.jsonでtypesエントリが未定義だった際に、mainで指定されたエントリポイントを元に型定義が解決されるように挙動が改善 その他の変更点 Deno.serveと--watchオプションを併用したときに、AddrInUseエラーが出る問題が解消されています。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.28.2 deno_std v0.166.0 deno_std v0.166.0がリリースされました。 std/fmtに関する破壊的変更 std/fmt/bytesのprettyBytes()関数がformat()にリネームされています。 既存のprettyBytes()は非推奨化されており、今後のバージョンで削除される予定です。 また、std/fmt/durationのprettyDuration()も同様にformat()へリネームされています。 std/node - Node.js互換性の改善 Deno本体でのNode....

November 27, 2022

2022/11/14〜2022/11/20の最新情報

Deno v1.28.0 Deno v1.28がリリースされました。 以下に変更内容をまとめたため、よろしければ参照ください。 Deno v1.28 Deno v1.28.1 Deno v1.28.1がリリースされました。 deno installコマンドでnpm:がサポートされています。 その他には、npmパッケージサポートに関する細かなバグ修正などが実施されています: Conditional exportsで指定されたエントリポイントが型定義を持っていない場合にエラーが発生する問題が修正 npmパッケージにfoo.server.jsのようにベースネーム部分に.を含むファイルが存在する場合に、うまく読み込みができない問題が修正 あるnpmパッケージの依存関係のバージョンにdist tagが指定されていた際に、うまく取り扱われない問題が修正 scopedパッケージに対して@types/*パッケージの型定義が適切に適用されない問題が修正 --lock-writeを指定すると、deno.lockからnpmパッケージが消えてしまう問題が解消 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.28.1 deno_std v0.164.0 deno_std v0.164.0がリリースされました。 std/fmt: durationモジュールが追加 ミリ秒単位で指定された時間のフォーマットされた文字列を取得することができます。 import { prettyDuration } from "https://deno.land/std@0.165.0/fmt/duration.ts"; prettyDuration(130000, { ignoreZero: true, formatType: "full" }); // => "2 minutes, 10 seconds" 補足) prettyDurationは以下のPRでformatにリネームされています。この変更は、おそらくv0.166.0あたりでリリースされると思われるため、今後利用する際はprettyDurationではなくformatを使用するとよさそうです。 https://github.com/denoland/deno_std/pull/2896 std/node: 互換性の向上 node/fs: - read()でコールバックが非同期に呼ばれるように修正 node/http: ServerResponse.finishedが実装 node/http: --unstableが指定されていると、Buffer形式のレスポンスが適切に取り扱われない問題が修正 node/string_decoder: StringDecoder....

November 20, 2022

Deno v1.28

Deno v1.28がリリースされました。 この記事では主な変更点などについて解説します。 npmパッケージサポートの安定化 Deno v1.25で実装されたnpmパッケージサポートが安定化されました。 今後は--unstableなしでnpmパッケージを読み込むことができます。 $ cat main.js import chalk from "npm:chalk@5.1.2"; console.log(chalk.green("Deno")); $ deno run --allow-read --allow-env main.js ただし、リモートモジュールの中にnpm:が含まれていた際は、従来どおり--unstableが要求されるため注意が必要そうです。 その他にも以下の改善などが実施されています。 peerDependenciesがサポート deno info --jsonでnpm:がサポート import.meta.resolveでnpm:が無効化 今後npmパッケージサポートに関して計画されている変更内容についてはロードマップを参照ください。 ロックファイルの自動適用と生成がサポート Denoにはアプリケーションが依存するサードパーティモジュールの内容を元にハッシュ値を計算し、ロックファイルと呼ばれるファイルに保存する機能があります。 アプリケーションを実行する際にサードパーティモジュールから再度ハッシュ値を計算し、ロックファイルに書き込まれたハッシュ値と比較することで、サードパーティモジュールの内容が改ざんされていないことを保証することができます。(インテグリティチェック) この挙動を有効化するには、従来では--lockと--lock-writeの指定が必要でした。 このリリースでは、deno.json(c)が存在する場合、ロックファイル(deno.lock)の生成とインテグリティチェックが自動で実施されるように挙動が変更されました。 $ ls deno.json main.js $ deno run main.js $ ls deno.json deno.lock main.js この変更に合わせて、既存のオプションやインテグリティチェックに関する挙動も一部変更されています。 --lockオプションの引数がオプショナルに変更 (デフォルトはdeno.lock) ロックファイルに列挙されていないパッケージが見つかった際に、インテグリティチェックが失敗しないように挙動が変更 新しく検出されたパッケージについては、ハッシュが自動でロックファイルに書き込まれます。そのパッケージのインテグリティチェックについては、次回以降のDenoの実行から適用されます。 また、このロックファイルの自動適用と生成を無効化するために--no-lockという新しいオプションも追加されています。 Deno.Commandの追加 Deno.CommandというDenoからサブプロセスを生成するための新しいAPIが実装されました。 利用するには--unstableと--allow-runの指定が必要です。 使用例 コマンドの実行結果の非同期での取得: const command = new Deno....

November 20, 2022

2022/11/07〜2022/11/13の最新情報

Deno v1.27.2 Deno v1.27.2がリリースされています。 peerDependenciesのサポート DenoでnpmパッケージのpeerDependenciesがサポートされました。 あるパッケージでpeerDependenciesが定義されていた場合、以下のような動作をするようです。 依存グラフの中から祖先をたどっていき、もしpeerDependenciesで指定された要件を満たすパッケージが見つからなかった場合、通常のdependenciesと同様に依存が解決されます。(npm v7と同様の挙動) optionalPeerDependenciesについては、依存グラフの祖先に指定された要件を満たすパッケージが見つかった場合のみ解決されます。 それ以外の場合は、pnpmと同様の挙動でoptionalPeerDependenciesが解決されます。 https://github.com/denoland/deno/pull/16561 その他の変更点 いくつかのバグ修正が実施されています。 data:URLに対してロックファイルのremoteエントリが作られてしまう問題が修正されています。 Deno.serveHttpで起動したHTTPサーバで圧縮が有効化された状態でストリーミングを行う際に、各チャンクが適切にフラッシュされるように修正されています。 ローカルのnode_modules内のコードでrequireによる相対パス形式での読み込みが行われた際に適切に動作するように修正されています。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.27.2 deno_std v0.163.0 deno_std v0.163.0がリリースされています。 std/semverモジュールでinc()とdiff()が非推奨化されました。 今後は、新しく追加されているincrement()とdifference()の使用が推奨されます。 (動作はそれぞれincとdiffと同様です) https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.163.0 denoland/fresh-wordpress-themes WordPressをHeadless CMSとして使いつつ、フロントエンドをFreshで開発するためのテンプレートがDeno公式で公開されました。 https://github.com/denoland/fresh-wordpress-themes 以下の記事で使用方法などが解説されています。 Introducing Fresh WordPress Themes esm.sh v98 esm.sh v98がリリースされました。 新機能としてTree shakingのサポートが追加されています。 exportsパラメータを指定することで適用されます。 https://github.com/ije/esm.sh/releases/tag/v98

November 13, 2022

2022/10/31〜2022/11/06の最新情報

Deno v1.27.1 ロックファイルに関する機能の追加や改善などが実施されています。 ロックファイルの自動探索 ロックファイルの自動探索が実装されました。 これは、deno.json(c)と同じディレクトリにdeno.lockというファイルがあれば、それを元に自動でインテグリティチェックを実行する機能です。 現状、この機能は--unstableを指定したときのみ有効化されます。(Deno v1.28にて安定化予定のようです) また、この自動探索を無効化する目的で、--no-lockというオプションも追加されています。 これらの変更に合わせて、--lockオプションの引数がオプショナルに変更されました。(未指定の場合は、デフォルトでdeno.lockが読み込まれます) また、--lock-writeオプションを指定する際の--lockオプションの指定も不要になっています。 ロックファイルによるインテグリティチェックの挙動が変更 ロックファイルの自動探索機能の実装に合わせて、インテグリティチェックに関する挙動が変更されています。 具体的には、ロックファイルに列挙されていないパッケージが見つかったときに、インテグリティチェックが失敗しないように挙動が変更されています。 もしこのようなパッケージがあった際は、ロックファイルへ自動でハッシュが書き込まれ、次回以降からそのパッケージに対するインテグリティチェックが実施されます。 その他の変更点 deno infoコマンドでnpm:がサポートされました。 Deno.osRelease()が--unstableなしだと利用できなかった問題が解消されています。(このAPIは元々、Deno v1.27.0で安定化される予定でした) Change Array by copyに関する型定義ファイルが追加されました。 Promise.prototype.thenが上書きされても、DenoのコアAPIが影響を受けないように実装が変更されました。 WindowsでDeno.hostname()が空文字列を返すことがある問題が修正されています。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.27.1 deno_std v0.162.0 deno_std v0.162.0がリリースされました。 std/encoding/front_matter - YAML以外のフォーマットのサポート std/encoding/front_matter/any.tsを使うと、YAML/TOML/JSONのいずれかのフォーマットで記述されたFront Matterブロックを読み込むことができます。 import { extract } from "https://deno.land/std@0.162.0/encoding/front_matter/any.ts"; // YAMLでの記述例) let { attrs, body } = extract<{ title: string, date: Date }>(`--- title: foobar date: 2022-06-12 --- Hello`); assert(attrs.title === "foobar"); assert(attrs.date instanceof Date); assert(body === "Hello"); // TOMLでの記述例) ({ attrs, body } = extract<{ title: string, date: Date }>(`---toml title='foobar' date=2022-06-12 --- Hello`)); assert(attrs....

November 6, 2022

2022/10/24〜2022/10/30の最新情報

Deno v1.27 Deno v1.27がリリースされました。 以下に変更内容をまとめたため、よろしければ参照ください。 Deno v1.27 deno_std v0.161.0 deno_std v0.161.0がリリースされました。 std/hashの削除 非推奨化されていたstd/hashモジュールが削除されています。 今後は、std/cryptoの使用が推奨されます。 std/node Deno v1.27でのNode-APIのサポートに合わせて、require()での.nodeファイルの読み込みがサポートされています。 その他には、net.Serverの"close"イベントの発火タイミングの改善やfs.openDirの互換性の向上などが実施されています。 std/fs/expand_glob expandGlobで、globstarにfalseが指定された際に、"**"が"*"として扱われるように修正されています。 https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.161.0 MongooseでのDenoサポートについて 以下のPRでMongooseでのDenoサポートが進められているようです。 Deno support (#12397) 今のところ、v6.8でのリリースを目標に作業が進められているようです。 Babel v7.20.0 @babel/preset-envで"deno"ターゲットがサポートされたようです。 "targets"オプションで対象のDenoバージョンを指定することができます。 https://babeljs.io/blog/2022/10/27/7.20.0

October 30, 2022

Deno v1.27

Deno v1.27がリリースされました。 この記事では主な変更点などについて解説します。 npmパッケージサポートの改善 Deno v1.25で追加されたnpmパッケージのサポートに関する改善が実施されています。 型チェックのサポート npm:で読み込んだnpmパッケージに対して型定義が適用されるようになりました これにより、deno checkなどのコマンドを実行した際に、npmパッケージを使用しているコードについても適切に型チェックが実行されます。 import { default as stringWidth } from "npm:string-width@5.1.2"; console.info(stringWidth("foo")); // => 3 console.info(stringWidth(123)); // => 型エラー このように、型定義ファイルを同梱したパッケージについては、自動でそれが読み込まれて適用されます。 型定義ファイルを同梱していないパッケージについては、@deno-typesを使用することで型定義を適用することができます。 // @deno-types="npm:@types/express@4.17.14" import { default as express } from "npm:express@4.18.2"; console.info(express("foo")); // => 型エラー Node-APIのサポート Deno本体にNode-APIのサポートが入りました。 Node-APIは、CやC++などを使用してネイティブアドオンを記述するためにNode.jsから提供されている仕組みです。 import { compress, uncompress } from "npm:lz4-napi@2.2.0" const data = await Deno.readFile("./deno.json"); const compressed = await compress(data); const uncompressed = await uncompress(compressed); Node-APIのサポートが入ったことにより、例えば、Prismaのクエリエンジンやnode-sqlite3などのパッケージも動かせる可能性が出てきました。...

October 30, 2022

2022/10/17〜2022/10/23の最新情報

Deno v1.26.2 Deno v1.26.2がリリースされました。 サブプロセス関連のAPIやnpmサポートの改善、fetch()の互換性の向上などが実施されています。 Deno.SpawnOptionsでwindowsRawArgumentsオプションがサポート Windows上でこのオプションにtrueを指定すると、コマンドライン引数のクォーテーションの付与とエスケープがスキップされます。 const { success, stdout } = await Deno.spawn(cmd, { args, windowsRawArguments: true, }); この機能は、後述するdeno_std v0.160.0におけるwindowsVerbatimArgumentsの実装に利用されています。 npmサポートの改善 dist-tagがサポートされています。 例) import ts from "npm:typescript@next"; その他の改善として、npmレジストリからのパッケージ情報のダウンロード処理が並列化されています。 Fetch APIの互換性の向上 Fetch Standardとの互換性の改善が実施されています。 例) Headersで不正な形式のヘッダを連続で解析すると、二度目以降の解析時にエラーが発生しない問題が修正 fetch()の呼び出し時にRangeヘッダが指定された際は、Accept-Encoding: identityが自動で設定されるように修正 ResponseやRequestに空のFormDataを渡せるように改善 Responseに設定したReadableStreamから非Uint8Array型のチャンクが読み込まれた際は、TypeErrorが発生するように修正 レスポンスボディがContent-Lengthを超過した際などにTypeErrorが発生するように修正 それ以外にもCache APIやWeb Streams APIなどでも互換性の向上が実施されています。 その他の変更点 deno taskでのスクリプト実行時にINIT_CWD環境変数が設定されるように修正 (npm runとの互換性の向上が目的のようです) deno.json(c)のimportMapオプションにリモートURLを指定できるように改善 deno lspでの補完時に、スニペットが適切に取り扱われるように修正 コンパイル対象ファイルの名前が@で始まるときに、deno compileがパニックする問題が修正 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.26.2 deno_std v0.160.0 deno_std v0.160.0がリリースされました。 このリリースではstd/nodeのNode.js互換性の向上が実施されています。 変更点: std/node/readline/promisesが実装 std/node/child_process: windowsVerbatimArgumentsオプションがサポート std/node/fs: Windowsでfs....

October 23, 2022