2021/04/05〜2021/04/11の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.9.0のリリースについて 今週は特にリリースはありませんが、2021/4/13にv1.9.0のリリースが予定されています。 また、v1.9.0のリリースに向けて、以下の機能がmainブランチにマージされています: ネイティブHTTPバインディング BLOB URLのサポート fetch APIでのdata URLのサポート https://github.com/denoland/deno/blob/v1.8.3/docs/contributing/release_schedule.md サードパーティモジュールなどの最新情報 denoland/setup-deno denoland/setup-denoというGitHub ActionsでDenoを利用するためのアクションがdenoland Organizationにて公開されました。 https://github.com/denoland/setup-deno denolib/setup-deno - denoland/setup-denoと同様、GitHub ActionsからDenoを利用するためのアクション deno-postgres v0.9.0及びv0.10.0がリリース deno-postgresのv0.9.0及びv0.10.0がリリースされました。 これらのリリースでは、以下の機能が追加されています: scram-sha-256認証のサポート Client#createTransactionが実装され、トランザクションがより扱いやすくなった https://github.com/denodrivers/postgres/releases/tag/v0.9.0 https://github.com/denodrivers/postgres/releases/tag/v0.10.0 rollup-plugin-deno rollup-plugin-denoは、RollupでDeno向けのバンドルを生成するためのRollupプラグインです。 Node.jsのビルトインモジュールの読み込みをdeno_std/nodeに置換することで、それらに依存したモジュールをDenoで実行できるようにしてくれます。 https://github.com/egoist/rollup-plugin-deno

April 11, 2021

2021/03/29〜2021/04/04の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.8.3がリリース Deno v1.8.3がリリースされました。このリリースでは、deno lspへの機能の追加やバグ修正などが行われています。 変更点: deno lspでimportの補完がサポートされた deno lspでtextDocument/selectionRangeが実装された WebSocket#closeですでに閉じているコネクションを再び閉じようとしたときに、例外が投げられないように修正された AbortController.abort()が追加された TypeScriptのlibとしてdom.asynciterableが追加された(Denoのいずれかのバージョンで誤って削除されてしまったようです) https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.8.3 deno_std v0.92.0がリリース deno_stdのv0.92.0がリリースされました。 変更点: io/bufio: Deno Deployに対応した node/fs: symlinkとsymlinkSyncが実装された node/util: format関数が実装された io: io/buffer及びio/utilが追加された (Deno v2.0に向けて、Deno.Buffer/readAll/readAllSync/writeAll/writeAllSyncをDeno名前空間からstdへ移行することが目的のようです) https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.92.0 Deno Deployが公開された Deno Deployが公開されました。 Deno DeployはCDN Edge上でTypeScriptやWebAssemblyなどを動作させることができるサービスです。Cloudflare WorkersのAPIと互換性があります。 https://deno.com/deploy/docs サードパーティモジュールなどの最新情報 Snel - DenoでSvelteアプリを開発するためのツール SnelはDenoでSvelteアプリを開発するためのツール/フレームワークです。 .svelteファイルをJavaScriptファイルへコンパイルしたり、HMRを搭載したdevサーバなどが提供されています。 将来的にはSSRやSSGなどの機能も提供される予定のようです。 https://github.com/crewdevio/Snel Sift - Deno Deployのルーティングライブラリ SiftはDeno Deployのルーティングライブラリです。 path-to-regexpでサポートされている形式で、ルーティングを定義することができます。 他にも、静的ファイルの配信やJSXのレンダリングなどがサポートされています。 https://github.com/satyarohith/sift deno-dom - Denoで利用できるDOM APIの実装 deno-domは、Denoから利用することのできるDOM APIの実装を提供しています。...

April 4, 2021

2021/03/22〜2021/03/28の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.8.2がリリース Deno v1.8.2がリリースされました。 このリリースでは、バグ修正などを中心に実施されています。 変更点: Deno.createHttpClientを使用した際に、User-Agentヘッダが設定されない問題が修正された deno fmtでmarkdownファイルのスペースなどが適切にフォーマットされない問題が修正された deno lspでエディタ以外でファイルが編集されていると、“The current snapshot version is missing.“エラーが発生する問題が修正された deno lspでファイルの診断(diagnostics)が固有のスレッドで実行されるようになった https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.8.2 deno_std v0.91.0がリリース deno_std v0.91.0がリリースされました。 主な変更点: encoding/yaml: EXTENDED_SCHEMAが追加され、Yamlファイル内でJSの関数や正規表現などを使用できるようになった io/streams: readerFromIterable()が追加された node/fs: utimes/utimesSyncが実装された など https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.91.0 status.deno.landが公開された status.deno.landが公開されました。 このサイトでは、Denoのモジュールレジストリなどの運用状況を確認することができます。 https://status.deno.land サードパーティモジュールなどの最新情報 swdev - Service WorkerベースのNo bundleビルドツール swdevという、Service WorkerベースのNo bundleビルドツールが公開されました。 以下のようが機能が提供されているようです: Service Workerを利用したTypeScriptやSvelteファイルの変換 Deno.watchFs()ベースのCache Busting Rollupベースのプロダクションビルド https://github.com/mizchi/swdev deno-sqlite v2.4.0がリリース deno-sqlite v2.4.0がリリースされました。 このリリースでは、以下のような変更が加わっています: SQLiteのv3.35.0への更新 DB....

March 28, 2021

2021/03/08〜2021/03/14の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.8.1のリリース Deno v1.8.1がリリースされました。このリリースでは、バグの修正を中心に実施されています。 主な変更点: importsNotUsedAsValuesオプションがswcに渡されるようになりました。 Windows上でdeno compileを実行すると、ターゲットに関わらず常に.exeが拡張子として付与される問題が修正されました。 Worker内でトップレベルawaitが使用されていると、ブロックが発生する問題が修正されました。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.8.1 deno_std v0.90.0のリリース deno_std v0.90.0がリリースされました。 変更点: node: moduleモジュールをrequireで読み込めるようになりました。 node: Node.jsで書かれたスクリプトを実行するためのCLIツールが実装されました。(node/cli.ts) node: assertモジュールの互換性が向上しました。 http: v0.88.0で発生したパフォーマンスに関する問題が修正されました。 https://github.com/denoland/deno_std/commit/3f9714bf05a75303355fddd22cad9794be50e47d サードパーティモジュールなどの最新情報 nano nanoは軽量のJSXライブラリです。以下のような機能をサポートしています: SSRをサポート(DenoとNode.jsの両方で動作します) 組み込みのRouterやStoreなどを提供 コンポーネントのpre-fetch https://github.com/nanojsx/nano depsbot モジュールなどの依存関係の更新状態をチェックをしてくれるGitHub actionです。 npmにも公開されており、コマンドラインから直接実行することもできます。 https://github.com/denosaurs/depsbot wizard wizardというBDDスタイルのAPIを提供するテストライブラリが公開されました。 まだ開発が開始したばかりではありますが、Deno.test()をベースにしているため、各種サニタイザやDenoのCLIをそのまま利用することができます。 https://github.com/deno-libs/wizard deno-redis v0.20.0 deno-redis v0.20.0がリリースされました。 変更点: CLIENT PAUSEコマンドでMODEを指定できるようになりました 以下のコマンドがサポートされました: CLIENT UNBLOCK CLIENT UNPAUSE CLIENT INFO CLIENT TRACKINGINFO CLIENT LIST https://github....

March 14, 2021

2021/03/01〜2021/03/07の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.8.0がリリースされました Deno v1.8.0がリリースされました。 magurotunaさんによるDeno v1.8.0のまとめが公開されていますので、よろしければそちらも参照ください。 主な変更点: WebGPUがサポートされました(experimental) ICUサポートが追加されました。 テストカバレッジの収集と集計が個別のコマンドに分離されました(収集はdeno test --coverage、集計はdeno coverageコマンドで行います) lcov形式でのカバレッジの集計がサポートされました。 Import maps/Deno.permissions/Deno.link/Deno.symlink/deno lspが安定化されました(--unstableオプションが不要になった) リモートモジュールをダウンロードする際に、Authorizationヘッダにトークンを設定できるようになりました(DENO_AUTH_TOKENS) テストコード中でDeno.exit()の呼び出しがチェックされるようになりました(exitサニタイザ) Deno.metrics()で収集できる情報がより詳細化されました(--unstableを付与したときのみ) deno fmtでJSONファイルのフォーマットがサポートされました。 Deno.emitでIIFE形式の出力サポートされました。 TypeScriptが4.2にアップグレードされました。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.8.0 https://zenn.dev/magurotuna/articles/deno-release-note-1-8-0 deno_std v0.89.0がリリース Deno v1.8.0のリリースに合わせ、deno_stdのv0.89.0がリリースされました。 std/nodeへの機能追加などに加え、std/io/streamsモジュールに破壊的変更が加わっています。 主な変更点: io/streams: readableStreamFromAsyncIterator()が削除され、代わりにreadableStreamFromIterable()が追加されました。 node: constantsモジュールが追加されました。 node/crypto: createHash()関数が実装されました。 node: process.hrtime()が実装されました。 node/fs: truncate/truncateSyncが実装されました。 node/util: callbackify/promisify/typesが公開されました。 node/events: require('events').EventEmitterがundefinedになる問題が修正されました。 node: requireでshebangの書かれたJSファイルを読めるようになりました。 node: process.argvがProxyから配列へ変更されました。 https://github.com/denoland/deno_std/pull/780 サードパーティモジュールなどの最新情報 ts_morphがDenoをサポート ts_morphにDenoのサポートが追加されました。 ts_morphはTypeScriptのコンパイラAPIのラッパライブラリです。 https://github.com/dsherret/ts-morph/releases/tag/10.0.1 https://deno.land/x/ts_morph@10.0.1 vnoがVue 3をサポート vnoにVue 3のサポートが追加されました。...

March 7, 2021

2021/02/15〜2021/02/21の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.7.5がリリース Deno v1.7.5がリリースされました。 このリリースではバグ修正などを中心に実施されています。 変更点: btoa()関数とEventクラスがWPTにパスするように修正され、Web標準との互換性が増しました。 deno lspでデータURLが適切に扱われない問題などが修正されました。 Dynamic importsで発生した例外をcatchできるようになりました。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.7.5 deno_std v0.88.0がリリース deno_std v0.88.0がリリースされました。 変更点: std/encoding/utf8モジュールが削除されました。 std/testing/asserts: assertEquals()などの関数で、シンボルが適切に取り扱われない問題が修正されました。 std/node: url及びcryptoモジュールをrequire()で読み込めるようになりました。 std/node: ttyモジュールが部分的に実装されました。 std/node: Conditional exportsが実装されました。 https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.88.0 https://github.com/denoland/deno_std/compare/0.87.0...0.88.0 vscode_deno v3.0.0がリリース vscode_deno v3.0.0がリリースされました。 このリリースにおける主要な変更点として、Canaryバージョン同様、deno lspを使用するように変更されています。 サードパーティモジュールの最新情報 deno_mysql v2.8.0がリリース deno_mysql v2.8.0がリリースされました。 変更点: MariaDB v10.0のサポートが追加されました。 MySQLのTINYINT型がJavaScriptのBoolean型へ変換されないように修正されました。 caching_sha2_password認証プラグインがサポートされました。 configLogger()が実装され、ロギングの挙動をカスタマイズできるようになりました。 https://github.com/denodrivers/mysql/releases/tag/v2.8.0 Sinco v1.1.0がリリース Since v1.1.0がリリースされました。 SincoはDenoで実装されたブラウザのオートメーション・テスティングライブラリです。 変更点: HeadlessBrowser#evaluatePage()が実装され、現在のページ内での関数や式の実行がサポートされました。 Dockerコンテナ内での実行がサポートされました。 https://github....

February 21, 2021

2021/02/08〜2021/02/14の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.7.3/v1.7.4がリリースされました Deno v1.7.3がリリースされました。 その後、一部のバージョンのLinuxディストリビューションで動作しない問題が発覚したため、その問題を修正したDeno v1.7.4がリリースされました。 v1.7.3/v1.7.4の主な変更点: deno lspでcodeAction/resolveが実装されました。 deno lspにdeno.cacheコードアクションが実装されました。 deno lspにImplementationscode lensが実装されました。 Import mapsがデータURL(data:)を適切にハンドリングするように修正されました。 https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.7.4 deno_std v0.87.0がリリースされました Deno v1.7.3のリリースに合わせ、deno_std v0.87.0がリリースされました。 このリリースにはhttp/cookieモジュールに対する破壊的変更が含まれています。 変更点: http/cookie: Cookies及びSameSiteの型エイリアスが削除されました。 http/file_server: SVGファイルに対して適切なContent-Typeが設定されるように修正されました。 https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.87.0 サードパーティモジュールの最新情報 denops.vim - DenoでVim/Neovimプラグインを書くためのエコシステム denops.vimという、Denoを使ってVim/Neovimプラグインを書くためのエコシステムが公開されました。 coc.nvimに影響を受けているようです。 サンプルプラグインも公開されているため、興味のある方は見てみるとよいかもしれません。 https://github.com/vim-denops/denops-helloworld.vim https://github.com/vim-denops/denops.vim https://github.com/vim-denops/denops-deno https://github.com/vim-denops/denops-std-deno slack_web_api - DenoのSlack APIクライアント slack_web_apiはNode.jsの@slack/web-apiをDenoにポートしたモジュールです。 このモジュールを使用することで、DenoからSlack APIを叩くことができます。 https://deno.land/x/slack_web_api@1.0.1 deno-redis v0.18.0がリリース deno-redis v0.18.0がリリースされました。 このリリースでは、deno lintでcamelcaseルールが実装されたことに合わせ、全メソッド及びプロパティがキャメルケース形式へリネームされています。 変更点:...

February 14, 2021

2021/02/01〜2021/02/07の最新情報

Deno本体の最新情報 Deno v1.7.2がリリース Deno v1.7.2がリリースされました。これに合わせて、deno_std v0.86.0もリリースされています。 主な変更点: deno lspでtextDocument/codeLens及びtextDocument/codeActionが実装された WPTにパスするよう、File及びBlobの実装がリライトされた https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.7.2 https://github.com/denoland/deno_std/releases/tag/0.86.0 deno_stdのリポジトリがdeno本体のリポジトリから分離された Denoには標準モジュールとしてdeno_stdが存在します。 今まで、このdeno_stdの開発は、deno本体と同じリポジトリ内(denoland/deno)で行われていました。 この度、deno_stdが個別のリポジトリへと分離されました。 これにより、deno_stdの開発時にRustのセットアップが必要なくなるため、deno_stdへのコントリビューションが行いやすくなるのではないかと思われます。 https://github.com/denoland/deno_std サードパーティモジュールの最新情報 emacs-ng emacs-ngはEmacsのフォークです。 以下のような機能を備えているようです: Denoを組み込むことで、Emacs内でJavaScript/TypeScriptコードの実行を可能とする MozillaのWebRenderをサポート https://github.com/emacs-ng/emacs-ng deno-postgres v0.7.0がリリースされた deno-postgres v0.7.0がリリースされました。 v0.6.0までは、deno-postgresがサポートしていないデータ型を利用しようとすると、例外が発生しました。 このリリースにおいて、現時点でdeno-postgresでサポートされていない全てのデータ型が、JavaScriptのStringとして返却されるように挙動が変更されました。 将来的には、ライブラリの利用者が各データ型のハンドリング方法を制御できるようにするために、カスタムのハンドラを登録できるようにすることも検討されているようです。 https://github.com/denodrivers/postgres/issues/239 https://github.com/denodrivers/postgres/releases/tag/v0.7.0 Trex v1.5.0がリリースされた TrexはDenoのパッケージマネージャです。 このリリースではtrex lsコマンドが実装され、インストールされた依存パッケージの一覧を表示できるようになりました。 https://github.com/crewdevio/Trex/releases/tag/v1.5.0 Deno Module Visualizer Deno Module Visualizerが公開されました。 Deno Module Visualizerは、あるモジュールとその依存関係をGraphvizを使って可視化してくれます。 使用例: deno-postgres v0.7.0 deno-redis v0.17.0 https://deno-visualizer.danopia.net/

February 7, 2021

2021/01/25〜2021/01/31の最新情報

Deno v1.7.1がリリース Denoのv1.7.1がリリースされました。 このリリースに合わせて、stdのv0.85.0もリリースされています。 v1.7.0でリリースされたDeno.emitやDeno.resolveDnsの安定性の向上 deno lspのバグ修正・安定性の向上 std/nodeでprocess.on("exit")がサポートされた https://github.com/denoland/deno/releases/tag/v1.7.1 deno-postgresのv0.5.0/v0.6.0がリリース deno-postgresのv0.5.0及びv0.6.0がリリースされました。 v0.5.0 v0.6.0 これらのリリースにはいくつかの破壊的変更が含まれています: Client#queryメソッドが削除され、Client#queryArrayとClient#queryObjectメソッドが追加された Client#queryArrayはクエリの結果をネストされた配列として返却します Client#queryObjectはクエリの結果をオブジェクトの配列として返却します Client#multiQueryメソッドが削除された PostgreSQLのbigint型がJavaScriptのBigIntとして返却されるように変更された v0.4.0まではJavaScriptのString型として返却されていました https://github.com/denodrivers/postgres Harmony - Discord APIライブラリ HarmonyというDiscord APIライブラリが公開されました。 このライブラリを使うことで、Discordボットの開発などを行うことができます。 https://github.com/harmonyland/harmony

January 31, 2021

2021/01/18〜2021/01/24の最新情報

Deno v1.7.0がリリース Deno v1.7.0がリリースされました。 以下は変更点の要約です: deno compileコマンドでクロスコンパイルや軽量バイナリの生成、パーミッションの指定などがサポートされた import及びWorkerでData URLがサポートされた Deno.resolveDnsが実装された Deno.transpileOnly/bundle/compileが、Deno.emitという単一のAPIに統合された deno fmtコマンドでマークダウンファイルがサポートされた ReadableStreamでasyncIteratorプロトコルが実装された ReadableStream#getIteratorが非推奨になった(v1.8で削除されることが予定されています) Workerを起動する際に、パーミッションを指定できるようになった globalThis.location及び--locationフラグがサポートされた fetch及びWorkerで相対URLを指定できるようになった fetchでリクエストボディのストリミーングがサポートされた TLSセッションキャッシュが実装された また、magurotunaさんによって、Deno v1.7.0に関する日本語の紹介記事が書かれています。 Deno 1.7.0 がリリースされたので新機能や変更点の紹介 deno-rollup - RollupのDenoポート deno-rollupはRollupをDenoから使用できるようにしたパッケージです。 内部的にはRollupのブラウザビルドが利用されています。 CLIまたはJavaScript APIが提供されており、それらを使用することでソースコードをバンドルできます。 https://github.com/cmorten/deno-rollup code-block-writer - JavaScript/TypeScriptコードの生成をサポートするモジュール code-block-writerはJavaScript/TypeScriptコードの生成をサポートするDenoモジュールです。 設定を変更することでインデント幅や文字列を囲むのに使用するクォートなどを柔軟に変更することができます。 また、このモジュールはnpmパッケージとしても公開されており、Node.jsからも使用することができます。 https://github.com/dsherret/code-block-writer

January 24, 2021