2025/03/31〜2025/04/06の最新情報
Deno v2.2.7 Deno v2.2.7がリリースされています。 panic.deno.com Denoのプロセスがパニックした際に、panic.deno.comというサイトへのリンクが表示されるよう改善されています (#28470) エラーメッセージ中のリンクから詳細なスタックトレースを閲覧できるようです。 panic.deno.comのソースコードは以下にあります: https://github.com/denoland/panic OpenTelemetry V8 JS Engine Runtime metrics のサポート V8 JS Engine Runtime metricsのサポートが実施されています (#28592) OTEL_DENOまたはOTEL_DENO_METRICSによってMetricsが有効化されていれば、自動でヒープやGCなどに関する各指標が収集されます。 Node.js互換性の改善 npmライフサイクルスクリプト Denoにおいてnpmのライフサイクルスクリプトは、Node.jsのCLIフラグの有無などに応じてNode.jsまたはDenoのいずれかを使用して実行されます。 このリリースではnpmのライフサイクルスクリプトの実行において、より多くの場面でDenoが使用されるよう変更されています (#28715) これに合わせて、Denoでnpmライフサイクルスクリプトを実行する際に追加で以下のオプションが適用されるよう変更されています: --unstable-bare-node-builtins --unstable-detect-cjs --unstable-node-globals --unstable-sloppy-imports --unstable-unsafe-proto node:dns dns.lookup()の互換性が改善されています (#27936) node:netのconnect()においてホスト名を指定した場合、今まではDNSサーバーと解決したいホスト名の両方を--allow-netで許可する必要があったものの、この変更に合わせて解決したいホスト名の指定だけで動作するよう改善されているようです。 node:sqlite 空のBLOBがnullではなく空のUint8Arrayとして返却されるよう修正されています (#28674) node:process process.cpuUsage()でpreviousValue引数がサポートされています (#28550) deno lsp vscodeにおいて、deno lspでsettings.json (User settings)をフォーマットできるよう改善されています (#28706) その他 Error.isError Error.isErrorの型定義が追加されています (#28679) WebGPU 以下のAPIに関して変更が行われています (#28650) isFallbackAdapterプロパティーがGPUAdapterからGPUAdapterInfoへ移動 GPUSupportedLimits 各プロパティーがreadonlyに変更 maxBindGroupsPlusVertexBuffersとmaxInterStageShaderVariablesプロパティーが追加 Deno v2....