2024/01/08〜2024/01/14の最新情報
Deno v1.39.3 Deno v1.39.3がリリースされています。 Node.js互換性の改善 node:fs: cp/cpSync/promises.cpが実装されました。 deno.jsonなどでnodeModulesDir: falseが設定されている場合、package.jsonがある場合でもnpmパッケージを必要に応じてダウンロードするように挙動が変更されました。 deno compile deno compileコマンドが--unstable-kvなどの--unstable-*オプションに対応しました。 deno lsp Deno.testのテスト名にテンプレートリテラルが与えられているテストケースがTest code lensで検出されない問題が修正されています。 Web API SubtleCrypto#importKeyとSubtleCrypto#generateKeyでP-521がサポートされています。 また、EventSourceの型定義が追加されています。 Androidサポート Androidでのビルドがサポートされています。 https://github.com/denoland/deno/pull/19437 jsr: ⚠️jsr:は開発中の機能のため、基本的にまだ利用はできません。 deno_graphに導入された“fast check”という仕組みを利用して、jsr:からダウンロードされたモジュールの型チェックを高速化する仕組みが導入されているようです。対象パッケージのpublic APIとその型情報のみを含むグラフを構築することで、型チェックの高速化が図られているようです。 feat(unstable): fast subset type checking of JSR dependencies (denoland/deno#21873) deno_std v0.212.0 deno_std v0.212.0がリリースされました。 非推奨モジュール・APIの削除 std/signal 非推奨化されていたstd/signalモジュールが削除されました。 std/log std/log/levels.ts: LogLevelsの数値キーが削除されました。(getLevelByNameへの移行が推奨されています) ログレベルをnumber型で取り扱っていた箇所がLogLevel型で取り扱われるように修正されています。 std/semver 以下のAPIやファイルが削除されています。 削除対象 移行先 SemVerComparator Comparator canParse(version: SemVer): boolean canParse(version: string): boolean std/semver/cmp....