2023/04/24〜2023/04/30の最新情報
Deno v1.33 Deno v1.33がリリースされました。 以下に内容をまとめたため、よろしければそちらを参照いただければと思います。 Deno v1.33 Deno v2.0について Deno v1.33のリリースノートでDeno v2.0のリリース時期について書かれています。 https://deno.com/blog/v1.33 数カ月後にリリースが予定されているようです。 それまでの間、今後のマイナーリリースではパフォーマンスやNode.js互換性、セキュリティなどの改善が行われる想定のようです。 deno_std v0.185.0 deno_std v0.185.0がリリースされました。 std/uuid: UUID v3のサポート std/uuid/v3.tsが実装されています。 MD5を利用してUUIDを生成するgenerate()や、UUIDの検証をするvalidate()が提供されています。 std/dotenv: --allow-envなしでの読み込みがサポート restrictEnvAccessToオプションに空の配列やnullまたはundefinedを指定した際に、環境変数を参照せずに.envの内容のみが読み込まれるようになりました。 この場合、--allow-envの指定が不要になります。 esbuild_deno_loader v0.7.0 esbuild_deno_loader v0.7.0がリリースされました。 v0.6.0で提供されていたdenoPluginが以下のように2つのプラグインに分割されています。 denoResolverPlugin: Import mapsを考慮した上でspecifierを解決する denoLoaderPlugin: denoResolverPluginが解決したspecifierを元にモジュールを読み込む プラグインを分割することにより、カスタムのスキーマや拡張子などをサポートできるようになったようです。 例えば、以下ではカスタムのemoji:スキーマをサポートする例が紹介されています。 examples/custom_scheme_plugin.ts また、configPathとimportMapURLオプションが追加されており、これらにより各プラグインが利用するdeno.jsonやImport Mapsファイルへのパスを指定することができるようです。 Deno KV Deno KVのホームページが正式に公開されました。 https://deno.com/kv @ayame113さんによるDeno KVの解説記事も公開されています。 Deno KV 正式発表!cloudflare KVとcloudflare D1のいいとこ取り?