2021/10/11〜2021/10/17の最新情報

Deno v1.15.0 Deno v1.15.0がリリースされました。 Node.jsの互換モードやサブテストの実験的な実装や、URLPatternやDeno.killの安定化、deno uninstallコマンドの実装などが行われています。 新機能: CLI Node.js互換モードの実装 (--compat を付与してDenoを実行すると、Node.jsの組み込みモジュールの読み込みが有効化されます) deno uninstallコマンドが実装されました (deno installでインストールされたスクリプトをアンインストールできます) deno lintコマンドで--watchオプションがサポートされました テスト Deno.testでテストケースの入れ子が実験的にサポートされました Deno.testで定義したテストケースがリソースリークによって失敗した際に、より詳細なエラーメッセージが表示されるようになりました (unstableをつけたときのみ) Deno API 下記のAPIが安定化されました Deno.kill Deno.Process.kill Deno.resolveDns URLPattern Deno.startTLS/Deno.connectTLS/Deno.createHttpClientでcaCertsオプションがサポートされ、複数のルート証明書を指定できるようになりました 合わせてDeno.startTLSとDeno.connectTLSのcertFileオプションが非推奨化されています また、Deno.createHttpClientのcertFileオプションが削除されています Deno.resolveDnsの内部でエラーが発生した際に返却されるエラーが改善されました Web Crypto API SubtleCrypto.deriveKeyが実装されました SubtleCrypto.wrapKeyが実装されました SubtleCrypto.exportKeyでRSAキーをspkiフォーマットでエクスポートできるようになりました SubtleCryptoのencryptとdecryptメソッドでAES-CBCによる暗号化と復号がサポートされました SubtleCrypto.deriveBitsでECDH (p256)がサポートされました SubtleCrypto.importKeyでraw形式のECDSAキーをインポートできるようになりました SubtleCryptoでAESキーのインポートとエクスポートがサポートされました FFI関連 (Deno.dlopen) バッファ引数(ArrayBuffer)のサポート 非同期呼び出しのサポート WASM スタックトレースにおけるWebAssembly....

October 17, 2021

2021/05/10〜2021/05/16の最新情報

Deno v1.10.1がリリース Deno v1.10.0及びv1.10.1がリリースされました。 このリリースでは、deno testコマンドの大幅な拡張やWebStorage APIの実装などが実施されています。 変更点: deno testコマンドに--jobsオプションが追加され、テストの並行実行がサポートされた deno testコマンドに--docオプションが追加され、ドキュメンテーションコメント内のコードの型チェックがサポートされた deno testコマンドに--watchオプションが追加された Deno.testにpermissionsオプションが追加され、テストケースごとにパーミッションを指定できるようになった(unstable) Web Workerでstructured clone algorithmがサポートされた localStorageとsessionStorageが実装された Markdownファイルでdeno-fmt-ignore-fileディレクティブがサポートされた WebAssembly.Memoryでsharedオプションがサポートされ、SharedArrayBufferを受け付けるようになった --import-mapオプションでリモートURLを指定できるようになった ネイティブプラグインAPIに変更が行われた deno lintやdeno compileで--unstableオプションの指定が必須でなくなった TextEncoder#encodeIntoのパフォーマンス及びWeb標準との互換性の向上が行われた Deno.emitのbundleオプションの型が"esm" | "iife"から"module" | "classic"に変更された 公式ブログポスト Deno 1.10.1 がリリースされたので新機能や変更点の紹介 v1.10.1のリリースノート v1.10.0のリリースノート deno_std v0.96.0がリリース deno_stdのv0.96.0がリリースされました。 変更点: http: カスタムのレスポンステキストを指定できるようになった io/util: readRange()関数が実装された mime/multipart: MultipartReader#readForm()でReadFormOptionsというオブジェクト形式の引数がサポートされた node: consoleモジュールが追加された node/assert: rejects()とdoesNotReject()が実装された node/assert: fail()が実装された node/os: homedir()が実装された io/streams: readableStreamFromReader()でバイトReadableStreamが使用されないように修正された io/bufio: readDelim()のパフォーマンスが向上した bytes: readDelim()のパフォーマンス向上のため、bytes_list.tsが追加された node/stream: Streamがdefault exportされるようになった https://github....

May 16, 2021